織物調クロスは古い?ダサい?メリット・デメリットと失敗しない選び方

SNSやインテリアの施工事例を見ると、石目調クロスや白・グレーなどの無彩色を使った、
ホテルライクでモダンな空間をよく見かけます。

すっきりとした無彩色のインテリアは人気が高く、洗練された印象に仕上がるのが魅力です。

一方で、実際に空間をつくってみると、

「白すぎてなんだか落ち着かない」
「思ったより寒々しい印象になった」
「家具を置いても、どこか物足りない」

と感じることもあります。

そんなときに、ぜひ選択肢に入れてほしいのが「織物調クロス」です。

「織物調は和風で古いイメージがある」という方もいるかもしれませんが、
最近の織物調クロスは色や質感のバリエーションも豊富。
選び方によって、ホテルライクやモダン、人気のジャパンディ※など、
さまざまなテイストに合わせられます。

今回は、織物調クロスの特徴やメリット・デメリット、石目調クロスとの組み合わせ、
失敗しにくい選び方について解説します。

※ジャパンディとは、和と北欧を組み合わせたインテリアスタイル

「織物調クロス」とは?特徴を簡単に紹介

織物調クロスとは、布や織物のような質感を表現した壁紙です。

表面には細かな凹凸や繊維を思わせる質感があり、一般的なフラットな壁紙とは違った、
柔らかく落ち着いた雰囲気をつくれます。

同じ白やグレーのクロスでも、表面に織物のような質感があることで、
空間の見え方は大きく変わります。

特に、シンプルなインテリアでは壁の面積が大きくなるため、
クロスの質感が空間全体の印象を左右します。

織物調クロスのメリット

┃柔らかく落ち着いた空間になる

織物調クロスの大きな魅力は、空間に柔らかさを加えられることです。

白やグレー、ブルーなどの寒色系は、すっきりとした印象になる一方で、
使い方によっては少し冷たい雰囲気になることがあります。

織物調クロスなら、色そのものは白や寒色系でも、織物のような質感が加わることで、
空間が冷たくなりすぎるのを抑えられます。

「すっきり見せたいけれど、落ち着ける空間にもしたい」
という場合にもおすすめです。

┃壁に自然な表情が生まれる

織物調クロスは、表面の凹凸によって光の当たり方が変わります。

特に照明が当たると、細かな陰影が生まれ、壁面に自然な表情が出ます。

何も飾っていない壁でも単調になりにくく、空間にほどよい奥行きを感じさせてくれるのが特徴です。

┃ホテルライク・モダンにも合わせやすい

「織物調=和風」というイメージを持っている方もいるかもしれません。

しかし、色や質感を選べば、ホテルライクな空間やモダンなインテリアにもよく合います。

例えば、グレーやグレージュ系の織物調クロスなら、落ち着いたホテルライクな雰囲気に。

白やライトグレー系なら、モダンでシンプルな空間にも取り入れやすくなります。

┃ジャパンディとの相性も良い

近年人気の「ジャパンディ」とも、織物調クロスは相性の良い素材です。

ジャパンディは、日本らしい落ち着きと北欧インテリアのシンプルさを組み合わせたスタイル。

木の素材感やベージュ、グレージュなどの自然な色合いと織物調クロスを組み合わせることで、
温かみがありながらすっきりとした空間に仕上げられます。

織物調クロスのデメリット・注意点

魅力の多い織物調クロスですが、選ぶときには注意したいポイントもあります。

┃傷がつきやすいことがある

表面に凹凸がある商品は、フラットなクロスと比べて傷がつきやすいことがあります。

特に手が触れやすい場所や、汚れが付きやすい場所では、
タフタイプなど傷がつきにくい機能性かどうかも確認しておきましょう。

┃柄や凹凸が強すぎると重く見えることも

織物調といっても、商品によって色や柄、凹凸の強さはさまざまです。

質感の強いものを部屋全体に使うと、想像していたより存在感が出る場合があります。

「織物調なら何でも柔らかい印象になる」というわけではないため、部屋の広さや家具、
照明とのバランスも考えて選ぶことが大切です。

織物調クロスは古い?ダサい?

結論からいうと、織物調クロスだから古い、ダサいということはありません。

昔ながらの和室を思わせる商品もありますが、現在はさまざまな色や質感の織物調クロスがあります。

むしろ、シンプルなインテリアが人気の今だからこそ、織物調の質感を取り入れることで、無機質になりすぎない空間をつくることができます。

ポイントは「織物調かどうか」ではなく、
色・柄・凹凸の強さを空間に合わせて選ぶことです。

織物調クロスはどんな部屋におすすめ?

┃リビング

家族が長く過ごすリビングには、柔らかく落ち着いた印象の織物調クロスがよく合います。

白やグレージュ、ライトグレーなどを選べば、家具や床材にも合わせやすく、
すっきりしながら居心地の良い空間をつくれます。

┃寝室

寝室では、落ち着きのある色や質感のクロスがおすすめです。

織物調なら壁に適度な表情が生まれるため、装飾を増やさなくても、
リラックス感のある空間に仕上げやすくなります。

┃書斎・ワークスペース

シンプルな空間でも、織物調クロスを使うことで壁面が単調になりにくくなります。

落ち着いたグレーやブルー系なら、すっきりとした印象を保ちながら、
無機質になりすぎない空間をつくれます。

┃ホテルライクな空間

グレーやグレージュなどの織物調クロスに、間接照明やシンプルな家具を組み合わせると、
ホテルのような落ち着いた雰囲気に。

「モノトーンにしたいけれど、冷たい印象にはしたくない」という場合にも向いています。

織物調クロスと石目調クロスの違い

石目調クロスも、ホテルライクやモダンなインテリアで人気のクロスです。

それぞれに異なる魅力があるため、部屋の雰囲気に合わせて使い分けるとよいでしょう。

織物調クロス石目調クロス
印象柔らかい・落ち着いたシャープ・スタイリッシュ
質感布や繊維のような質感石・塗り壁のような質感
得意な雰囲気ナチュラル・ジャパンディ・ホテルライクモダン・ホテルライク・スタイリッシュ
空間への効果温かみや柔らかさをプラス無機質で洗練された印象をプラス

どちらが良いということではなく、どんな空間にしたいかで選ぶことがポイントです。

▲石目調と織物調のクロスサンプル比較

織物調と石目調は同じ空間に使ってもいい?

「織物調クロスと石目調クロスやタイルを一緒に使ったら、ちぐはぐにならない?」

そう思う方もいるかもしれません。

実は、織物調と石目調は相性の良い組み合わせです。

おすすめなのは、

ベースに織物調+アクセントに石目調

という使い方。

石目調のシャープでスタイリッシュな質感に、織物調の柔らかさを組み合わせることで、
空間にメリハリが生まれます。

石目調だけでまとめると無機質になりやすい空間も、織物調をベースにすることで、
落ち着きや居心地の良さを加えられます。

反対に、石目調クロスやタイルをアクセントとして取り入れることで、
織物調の柔らかな印象を引き締めることもできます。

ただし、どちらも柄や凹凸が強いものを選ぶと、空間がごちゃついて見えることがあります。

組み合わせる場合は、どちらを主役にするかを決めて、質感のバランスを考えることが大切です。

石目調クロスについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

【大分市で石目調クロスを選ぶときのポイント】の記事はこちらから

失敗しない織物調クロスの選び方

┃部屋全体の雰囲気をイメージして選ぶ

クロス単体で「おしゃれ」と感じるものを選ぶだけではなく、
床・建具・家具・照明などとの相性も考えましょう。

特に織物調は質感によって印象が変わるため、部屋全体で見たときのバランスが重要です。

┃色だけでなく質感や凹凸も確認する

同じ白やグレーでも、織物の表現や凹凸の強さによって見え方は変わります。

カタログの小さな写真だけで判断せず、できるだけ実物のサンプルで確認しましょう。

┃リフォームなら「クロスの厚み」も重要

リフォームや張替えの場合、デザインや色だけでなく、
クロスの厚みも確認しておきたいポイントです。

既存の壁の状態や下地によっては、クロスを張った後の仕上がりに影響することがあります。

「このデザインが好きだから」という理由だけで選ぶのではなく、
現在の壁の状態や施工条件に合ったクロスなのかを確認することが、
きれいに仕上げるためのポイントです。

特にリフォームでは、実際に施工する側に相談しながら選ぶと安心です。

┃サンプルは必ず確認する

クロス選びで失敗しないために、実物のサンプルを確認することはとても重要です。

カタログやスマートフォンの画面で見た色と、実際のクロスでは印象が違うことがあります。

また、部屋の照明や自然光の当たり方によっても、色や凹凸の見え方は変わります。

できれば実際に使用する部屋で、朝・昼・夜など時間帯を変えて確認してみるのがおすすめです。

大分市で織物調クロスを選ぶなら、実物と施工条件まで確認しよう

織物調クロスは、柔らかな質感によって空間に落ち着きや温かみを加えられるクロスです。

「織物調は和風で古い」というイメージもありますが、色や質感を選べば、ホテルライクやモダン、
人気のジャパンディなど、さまざまなインテリアに取り入れられます。

また、石目調クロスと組み合わせることで、石目調のシャープさに織物調の柔らかさを加えることもできます。

ただし、クロス選びは「おしゃれだから」という理由だけで決めるのではなく、
床や建具、家具、照明との相性、クロスの質感や凹凸まで考えることが大切です。

特にリフォームでは、既存の壁の状態やクロスの厚みによって仕上がりが変わることもあります。

そのため、クロスを選ぶ際はサンプルを実際に確認し、
施工条件についても施工会社に相談するのがおすすめです。

「この織物調クロスを使いたいけど大丈夫?」
「石目調と組み合わせても合う?」
「白系でまとめたいけれど、寒々しい雰囲気にはしたくない」

など、クロス選びで迷ったらお気軽にご相談ください。

大分市でクロスの張替えや内装リフォームをご検討の方も、実際に施工する立場から、
空間や施工条件に合わせたクロス選びをサポートします。

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