我が家のクロス選び(3)┃悩んだ末に選んだメインクロスをご紹介
前回は取り寄せたクロスサンプルをご紹介しました。
今回は、我が家で採用するメインクロスについてお話しします!
クロス選びを始めた頃は「グレー系がおしゃれそう!」と思っていたのですが、
サンプルを見たり家全体のバランスを考えたりするうちに考え方も変わっていきました。
最終的にどんなクロスを選んだのか、悩んだポイントもあわせてご紹介します。

メインクロス選びで悩んだ3つのポイント
アクセントクロスは「これ使いたい!」と比較的イメージしやすかったのですが、
メインクロスは家のほとんどの空間に使うため想像以上に悩みました。
面積が大きい分、家全体の雰囲気を左右しますし、これから選ぶ家具との相性も気になるところ。
せっかくなら長く飽きずに暮らせる空間にしたいと思い、たくさんのサンプルを見比べました。
3つのポイント
- 暗くなりすぎないか
当初は、「グレー」とわかるくらいのグレーの部屋に憧れてました。
床の色に明るい色を選ぶとグレーのクロスでも暗くなりすぎなくてオススメです。 - 好きなインテリアのテイストに合っているか
シンプルな部屋、韓国インテリアや淡色インテリアも好きです。 - 床の色、巾木,の室内の設備との相性
床は間取りの決定より先に決まりました。
常に選択の連続なお家づくりですが、壁や天井に設置する設備は白一択の物も意外と多いんです。。
我が家が目指したのはシンプルモダン
家づくりを進める中で、我が家はシンプルモダンな雰囲気を目指すことにしました。
実は、最初から「絶対にシンプルモダン!」と決めていたわけではありません。
InstagramやPinterestでたくさんのお家を見ながら、
「素敵だな」と思った施工事例を保存していった結果、
気づけばシンプルモダンなお部屋ばかり集まっていました。
当時はまだ家具のイメージが固まっていなかったこともあり、
まずはシンプルな内装にして、家具やインテリアで少しずつ理想の空間をつくっていこうと考えました。
家具選びもこれからの楽しみのひとつです。

採用したメインクロスはシンコール SLP-305
我が家のメインクロスとして採用したのは、シンコールの「SLP-305」です。

決め手になったのは、柔らかな凹凸感でした。
石目調ならではの表情がありながらも主張が強すぎず、やさしく落ち着いた印象があります。
我が家では、空間が冷たい印象になりすぎるのは避けたい一方で、
織物調クロスのような、温かみのある質感は先に決めていたモルタル調の床材とは
合わないかもしれないと感じ、メインクロスは石目調を中心に検討しました。
また、当初は濃い目のグレー系のクロスも候補に入っていましたが、
我が家は窓がそれほど多くないため、部屋全体が暗い印象になってしまうことが気になりました。
SLP-305は白に近い明るさがありながら、真っ白すぎない絶妙な色味も魅力です。
真っ白なクロスは清潔感がある反面、汚れが目立ちやすかったり、
「汚さないようにしなきゃ」と少し気を張ってしまいそうな印象もありました。
その点、SLP-305はほどよく色味があるため、
明るさを保ちながらもリラックスできる空間になりそうだと感じています。
グレーのクロスを見送った理由
クロス選び当初に検討していた濃いめのグレークロス。
色味だけを見るととても好みだったのですが、
サンプルを見比べているうちに凹凸感が少し気になるように。
さらに我が家では床材にモルタル調を採用しているため、
壁までグレーにすると異なる色味や質感のグレーが同じ空間に増え、
まとまりがなくなってしまうかもしれないと感じました。
クロス単体で見ると素敵でも、実際の空間に取り入れたときの見え方はまた別の話です。
床材や建具、これから選ぶ家具との組み合わせまで想像しながら選ぶ必要があり、
クロス選びの難しさを改めて実感しました。

▲第1候補だったクロス
子供部屋はSLP-304を採用
子供部屋のメインクロスには、同じシリーズの「SLP-304」を選びました。

家全体の統一感は残しつつ、少しだけ雰囲気を変えたかったためです。
SLP-304はメインクロスとして採用したSLP-305の色違いで、
白ですが、マットで明るすぎない色味になっています。
子供部屋は勉強や読書など、集中して過ごす時間も多くなる(?)ことを考え、
メインクロスはシンプルな白系を選びました。
また、家全体では木目をあまり取り入れない方針にしていましたが、子供部屋だけは例外です。
床材には木目柄を採用し、温かみのある空間を目指しました。
木目にはリラックス効果が期待できるほか、空間を広く感じさせる効果もあるそうです。
アクセントクロスは子供自身が選んだものを採用する予定なので、
どんな部屋に仕上がるのか私も楽しみにしています。

最後まで悩んだのは脱衣ランドリーと寝室
クロス選びの中でも、特に悩んだのが脱衣ランドリーと寝室でした。
┃脱衣ランドリー
脱衣ランドリーは窓がないため、閉塞感が出ないようにできるだけ明るく、
広く見えることを意識しました。
また、水回りなので機能性も気になるところです。
湿気対策ができる機能付きクロスにするか、
家全体の統一感を優先してメインクロスと同じものにするか、
など最後まで悩みました。
最終的には、撥水機能があり傷が付きにくいクロスを選ぶことに。
というのも、現在住んでいる家でもなぜか水回りの壁には傷が多く付いているんですよね…。
限られたスペースの中で着替えや洗濯などさまざまな動作をするため、
意外と壁に触れる機会が多いのかもしれません。
見た目だけでなく、毎日使う場所だからこそ機能性も重視したいと考えました。
┃寝室
寝室はアクセントクロスを採用するかどうかでかなり悩みました。
SNSで素敵な施工事例を見るたびに
「やっぱりどこかアクセントクロスいれようかなぁ」
と心が揺れたのですが、
最終的にはシンプルにまとめることにしました。
理由のひとつは、まだベッドなどの家具を決め切れていなかったこと。
また、間取り的にもアクセントクロスが映えそうな壁面があまりなかったこともあります。
アクセントクロスは空間の印象を大きく変える一方で、家具とのバランスも重要です。
今回は無理に取り入れるのではなく、長く飽きずに過ごせることを優先しました。
住み始めてから「この選択で良かった!」と思うのか、
それとも「やっぱりアクセントクロスを入れれば良かったな」と思うのか……。
その答えがどうなるのかも、今から楽しみにしています。。
クロス選びで感じたこと
クロス選びをしていると、つい柄や色ばかりに目がいってしまいます。
もちろんそれも大切ですが、選びながら私が想像していたのは
「そこで暮らしている自分たちの姿」でした。
例えば、眠る前にベッドで見上げる天井。
ワークスペースでひと息ついたときにふと目に入る、目の前の壁。
リビングでゆっくり過ごしながら、窓から差し込む光に照らされた室内。
夜になり、照明に照らされる昼間とは違う空間。
長く住んでいれば、クロスの品番はもちろん、柄や色さえ意識しなくなるかもしれません。
それでも毎日、目にする景色の一部として、
その空間が心地よいと感じられることはとても大切だと思います。
今回のクロス選びを通して感じたのは、クロスは単なる壁紙ではなく、
空間そのものをつくる要素だということです。
これからクロス選びをされる方は、サンプル単体で見るだけでなく、
「その空間でどんな時間を過ごしたいか」を想像しながら選んでみると、
また違った見え方があるかもしれません。
まとめ
メインクロス選びでは、見た目の好みだけでなく、
家全体のバランスや家具との相性も意識しながら選びました。
振り返ると、「よし、これに決めた!」と夫に話した翌日に、
「やっぱりこっちのほうがいいかも……」と考えが変わることも何度もありました。
そのたびに夫は苦笑いでしたが、それだけクロス選びは悩ましく、
同時に楽しい時間だったように思います。
最終的に採用したシンコール SLP-305は、
派手さこそありませんが、長く心地よく暮らせそうな一枚になりました。
クロス選びで悩んでいる方の参考になればうれしいです。
大分市でクロス張替え・内装工事・リフォームをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
お住まいの雰囲気やご希望に合わせた壁紙選びのお手伝いも行っています。
次回は、下がり天井やワークスペース、子供部屋などに採用したアクセントクロスについてご紹介します。
メインクロスとはまた違った視点で悩んだポイントもあるので、ぜひご覧ください。
この記事を書いた人:こっちゃん
内装仕上げ工事会社勤務。
原状回復工事の見積作成やリフォームのプランボード作成に携わる。
現在、自宅の新築計画進行中。

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